彼の目の色の事実彼の目の色の事実トウフと私。 フランス人と日本人。 もちろん、国籍も違えば人種もちがう。 フランスにもいろいろな人種がいて、 トウフはブルターニュ出身だが、 彼は生粋のフランス人だ。 私にとってはめずらしいフランス人でも、彼にとっては普通。 そういえば、ふと昔を思い出した。 初めてデートをしたときのころの話だ。 私だって、普通の恋する女の子だったものだから、 彼の目を見て、はじめうっとりとした。 きれいな、目ね~。うっとり。 私はおもわず、彼にいいました。 「とってもきれいな目ね~! あなたの目って宝石みたい。」 実際に彼の目は透き通るようなブルーの瞳ではないんですが、 どこか翡翠のような、かげりのある緑色だったんです。 すると、 トウフは、 何か奇妙な笑いをし、 「でしょ~!」 といいました。 そして、私に説明を始めました。 「僕の目はママの目があるんだよ~。 僕の目は昔にはすっごくブルーの目だったんだ。 でも、今ではほら! 少し緑でちょっと回りに茶色があるでしょう? で、僕は歳をとるときには、きれいなグリーンの目になるんだよ~!!」 と、ちょっと私の耳には信じられないことを普通に話し始めたのです。 はぁ~?! 青の目から緑の目にかわるだと~~!?!? なんちゅ~信じられないことをさらりと普通にいう人なんや~! でも、確かに今まさに、目の色が変化してきつつあります。 今ではもはや慣れてしまったトウフの目だけど、 たま~に、このときのエピソードを思い出します。 ジャンル別一覧
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